手入れ

シルバーアクセサリーは普段身につけていると汚れてきます。そのうえ、空気中の硫黄分と反応して、黒く変色します。また、シルバーは柔らかい金属のため、キズが付きやすく、すぐに光沢が無くなってきます。しかし、シルバーアクセサリーの汚れや黒ずみ、小さなキズなどは、少しのお手入れで買ったときの輝きを取り戻すことができます。例え、200年前に作られた銀のアクセサリーであっても正しく手入れをすれば、当時の輝きがよみがえります。
変色したシルバーを元の光沢や風合いに戻したい、細かいキズを落したい、石の裏側やスキマにこびり付いた汚れを落したいなど、その状態によってお手入れの方法が異なります。

■汚れを落とす
シルバーのお手入れの基本は、汚れを落とすことからです。汚れの中にはシルバーの表面を黒く変色させる洗剤や化粧品などが付着していることもあります。まずは水洗いやからぶきで汚れを落としてください。
シルバーは水で錆びることはないので、軽い汚れは、水やぬるま湯で洗えば、簡単に落とすことが出来ます。しかし、細かい細工が入ったものや、石を止めているスキマなどの汚れは、簡単に取れない場合があります。
その場合は、中性洗剤などで洗うか、メガネやアクセサリー用の超音波洗浄器などを使うと、細かいスキマまで汚れを取ることが出来ます。

■黒ずみを取る
シルバー特有の黒ずみの原因である、硫化皮膜を取り除くには、黒ずみを削り取る方法と黒ずみを溶かして取る方法があります。どちらもシルバー専用のクリーナーを使うと簡単に黒ずみを取ることができます。
シルバー専用のクリーナーには、布に研磨剤をつけたクロスタイプ、シルバーの表面の硫化銀皮膜を還元して溶かす液体タイプ、研磨剤を配合したペースト状のタイプ、その他半練りタイプ、スプレー式など、各社から様々な商品が発売されています。

■キズを取る
細かいキズは、研磨剤を配合したシルバー磨きポリュシュなどで磨くと、取ることができます。乾いた布に適量をつけ磨きあげ、その後きれいな布でふき取ります。液体タイプより、表面を磨き上げるため小さいキズなどをとる場合に便利です。
大きなキズや深いキズは、シルバー手入れ用品では消すことができません。手入れではなく修理の範疇なので、専門の業者(銀細工を行う工房)などで直してもらう事をおすすめします。

■黒ずみを防ぐ
シルバーの黒ずみを防ぐ方法は、表面に硫化防止剤を塗る方法、ロジウムメッキをする方法、専用の保管用品を使う方法があります。メッキに関してはお手入れではなく、専門のお店や工房で依頼してください。
シルバーの硫化防止剤(黒ずみ防止剤)が販売されていますが、わざわざそれらを買うことなく、シルバークロスやポリュシュなどに配合されている製品もありますので、それらを使用すれば、長期間黒ずみを防止できます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です